村田恭介著「求道と創造の漢方」の紹介記事

村 田 恭 介 

求道と創造の漢方

46判  320頁  本体価格 1800円+税  〒 290円

険しい道に真正面から取組むことの中から、創造的で自在な漢方の道が開かれる。

 人生は苦しく、恥多く、空しきものである。

 何のために人は生きるのか?

 生きることの意味を尋ね、遮二無二求める先に禅が見出され、禅修業の先に漢方があつた。そして漢方をもって人の命を救うことに全霊を捧げることの中から、ようやく生きることの尊さが見えて来た。
 人間が真に生きることの尊さを知ることができるのは、我以外の多くの人の、悩み苦しみを柔らげることに役立ちうるとの自覚が芽ばえた時である。
 結局漢方をきわめることは、人を救い自らを救う道に他ならない。
 そして人を救い、自らを救うことに通ずる道は、かたくなに一法に固執することではないと悟る。
 漢方に古方あり後世方あり、日本的漢方、中医的漢方、随症単一処方、合方、加減方あり、或いは西洋医学的病名処方にも有効性を見出すことができる。
 道は険しいが真剣に取組むことによって一歩一歩道が開け、先人の歩んだ道のさらに先に創造的で自在な境地が開けて来た。
 これは真剣な探求と実践によって得られた漢方道の確証の記憶であり、漢方研究家、愛好家にとって必見の啓蒙書である。

   目次の大要

序章「術としての漢方」「学としての漢方」

Ⅰ経験例


1 発表系薬湯による治験例


2 瀉下系薬湯による治験例


3 利水系薬湯による治験例


4 活血、駆?血系薬湯による治験例


5 中和系薬湯による治験例


6 補益系薬湯による治験例



Ⅱ薬湯随想


1 柴胡桂枝湯について


2  加味逍遙散加桂枝桃仁について


3 温経湯と手の皮膚病


4 疎肝湯について(1)


5 疎肝湯について(2)


6  帰耆建中湯加苓朮について


7 補気建中湯について─ガンに対する漢方治療


8 甘草瀉心湯と半夏瀉心湯


9 ニキビの良薬、白?升麻湯について


10 小柴胡湯合桂枝茯苓湯の頭部打撲・ムチウチ損傷による後遺症に対する効果について(治打撲一方との比較及び田七)


11  竜骨を用いた処方


12 処方雑感


13  著効例の多い新処方の試み



Ⅲ中草薬への考察


1 党参  2 金銀花  3 蒲公英  4 夏枯草 5 延胡索


6 連銭草(金銭草)  7 田七  8 赤芍  9 白茯苓


10  綿黄耆  11 茵?高  12 莪朮と三皮稜  13 麦門冬



Ⅳ漢方遇感


1  西洋医と患者と漢方と  2 漢方と漢文  3 漱石枕流


4 心身医学  5 合方・加減方について


6 大塚敬節先生の私淑者としての思い出

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by m-kanpo | 2006-04-28 23:44 | 漢方薬村田漢方堂薬局サイト
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